2025/11/04 14:23

北海道を拠点に活動されている染色作家『sobani.』やすいともみさんの手ぬぐいが届いています。

やすいさんは、身近な自然や日々の中で見つけた小さなできごとを、鮮やかな色で表現されています。


特徴的なのは、同じ柄でも一枚ずつ色の重なりや濃淡が少しずつ違うところ。
筆あとが風のように見えたり、光のように見えたりして、まるで絵を眺めているような楽しさがあります。
1点ごとに異なるその表情に、思わず見入ってしまうこともしばしばです。


手ぬぐいは、洗濯後に早く乾くよう、端が縫われていません。

昔は破って包帯などに使われていたため、「切りっぱなし」の仕立てになっているのだそうです。

お手入れ方法として、長く出てきた糸は、切ってしまって大丈夫です。フリンジみたいに短く出てきている縦糸は残すこと(昔はそれを知らず、それすら切ってしまっていました…)。何回かの洗濯で落ち着いて、行儀のよいふさふさのフリンジができあがります♪

台所ではふきんとして、食卓ではテーブルランナー代わりに。

かごの目隠しや壁にかけてタペストリーとしても楽しめます。
日常のなかに、やすいともみさんの色をひとつ加えるだけで、気持ちが少し明るくなる気がします。

\やすいともみさんの作品一覧/